私たちの話2022 / 11 / 16

★なかやま文化祭★

11月15日(火)、TERRACEなかやまにて、文化祭が開催されました。

なかやまに入るとすぐ、ようこそ、と書かれた大きな飾りつけがありました。

午前の部は、展示の見学と物品販売。

 

この「文化祭」の垂れ幕は、利用者さんの手形で彩られています。

習字・ハローウィーンの絵、お花の飾り物など、たくさん展示されています。

これらはすべて日頃の日中活動で利用者さんが作った作品です。

作品の下には一人一人の名前が貼られています。

そして、廊下には、日頃の利用者さんの様子をまとめた写真がたくさん貼られています。

馬に乗ったり、散歩をしたり、ご飯を食べたり。

満面の笑みを浮かべる写真を見ると、この利用者さんはこんな表情をする方なんだ、と改めてご本人さんを知るきっかけになります。

 

何やらにぎやかな声が聞こえたと思うと、物品販売があっています。

利用者さん手作りのポチ袋、ビーズのアクセサリー、髪飾り。

一個50円です。

カラフルな模様でかわいらしく、「心ばかりお年玉」と書かれた素朴なポチ袋は大人気で、職員もいくつか購入しています。

利用者さんもこちらの券でお買い物。

この交換券でジュース1本もらえます。

 

午後の部は、ファッションショー、ダンス、音楽、のんのこ踊りです。

ファッションショーでは、職員が約1か月前から衣装を集め、利用者さんに着せ、写真を撮り、動画にまとめたものを見るというもの。

男性の利用者さんはタキシード、女性の利用者さんはドレスや着物。

ふだん見慣れない姿に、皆めずらしそうに、画面をじっくり見ています。

ファッションショーが終わると、次はダンスです。

前のステージに集まり、パプリカ、マルマルモリモリ、ひょっこりひょうたん島を披露する利用者さん。

毎週火曜日の音楽の日や週2回のエアロビクスの活動で練習を重ねてきたもので、とても堂々とした表情でした。

ダンスの次は、音楽発表。

おもちゃのチャチャチャと、山の音楽隊の合奏です。

職員のピアノと指揮に合わせ、たいこ、タンバリン、ベルを元気よく鳴らしています。

ピアノを弾く職員

 

この文化祭を企画したのは、なかやまの「活気あるメニューを考える係」の5名の職員です。

夏頃から案を練りはじめ、この1か月ほどで準備をしてきました。

そもそも文化祭を企画した目的は、より利用者さん一人一人にスポットライトを当てるため。

これまで音楽や工作をがんばってきている中、あまり多くの人に見てもらうきっかけがありませんでした、

そこで、日々の活動を発表する喜び、自分を表現する楽しさを知ってほしい、という職員の思いで、こうした行事を開くことになりました。

日々のがんばりが、今日の楽しみにつながった、そんなすてきな文化祭でした!