私たちの話2023 / 09 / 01

大学生インターンシップ(5日間)を行いました!!

8月28日~9月1日の5日間、大学生のインターンシップを開催しました。

夏休み期間を利用して、長崎総合科学大学の学生(Nさん)に参加していただきました。

大学で建築学を専攻し、将来は建築関係の仕事に就きたい、と話すNさん。

そんな彼女が南高愛隣会のインターンシップに参加したのは、将来、福祉施設の建築に携わりたいという夢があるからです。

そもそも建築学を専攻したのは、もともとデザインが好きだったり、大工をしていた祖父の影響を受けたことがきっかけです。

大学で最も興味を持ったのは建築計画の授業です。学校、美術館、病院など様々な種類の建造物について学ぶ中で、特にバリアフリーに特化した福祉・介護施設の建物が興味深く、より深く関わってみたいという気持ちが芽生えました。

そのためには、実際に施設を利用している人々と直に接し、福祉施設がどんな場所なのか、また建物が職員や利用者にどんな影響を与えているのか自分自身で体験したい、と今回参加を決めました。

5日間のインターンシップカリキュラム↓↓

1日目(8/28(月):生活介護(TERRACEなかやま)
2日目(8/29(火):放デイ(PARKくるむ)
3日目(8/30(水)  :児発・放デイ(PARKふたばっこ)
4日目(8/31(木):放デイ(PARKくるむ)
5日目(9/1(金):児発・放デイ(PARKふたばっこ)

主に放課後等デイサービス(PARKくるむ・PARKふたばっこ)で実体験を積みました。

 

 

「建物に様々な工夫があって、とても面白い。本当に(インターンシップに参加して)よかった」と話します。

特に印象深かったのは「死角」です。

1人になりたい利用者さんがいるため、ふたばっこにはあえて1人部屋や死角があります。

自分のペースを取り戻したり、静かになりたい利用者さんには非常に好まれます。

一方で、職員にとっては、常に目を離してはならない利用者さんがどこにいるのかわからないこともあり、難しさもあります。

こうした建物の学びに加えて、職員、利用者との交流も非常に楽しかった、と話します。

最初は、障がいのある方と普通に接することができるのか、と不安を感じていました。

しかし、「(あの利用者さんと)話したい」

と思って接すると、その利用者さんも気持ちに応えてくれました。

急に怒ったりするときはびっくりしますが、笑顔でいるときもあります。

一言で「障がいがある」と言っても、利用者さんは様々な表情を見せます。

高齢の利用者さんも児童もみんな優しく接してくれて、最初はとまどいもあったけど、徐々に打ち解けていきました。

 

将来は、利用者、職員にとって過ごしやすい建物を作ることが夢、と嬉しそうに笑いました。

もともと新しいことに挑戦することが好きで、好奇心旺盛のNさん。

今回のインターンシップで初めて夢への第一歩を踏み出しました。

南高愛隣会はそんなNさんを心から応援しています!

頑張ってくださいね!

そして、また、いつでも遊びに来てください!